先日、飛び込み営業をしていたとき、ひたちなか市にある「武田氏館跡」にふらっと立ち寄ってみました。入館料無料
「武田氏館」といえば、甲府の信玄公の館が有名ですが、実はここ茨城県にも“武田氏”の館跡があるって、ご存じでしたか?
武田氏って、どの武田氏?
ひたちなかの武田氏は、戦国時代にこの地を治めていた豪族・常陸武田氏のこと。甲斐の武田信玄とは系統が違うとも、同族とも言われていて、歴史好きには気になるポイントです。
この館跡は、室町時代から戦国初期にかけて存在していたとされ、今では「武田氏館跡」として市の史跡に指定されています。
静かな住宅地の中にひっそりと
場所は那珂湊寄りの静かな住宅街の一角。初めてだとちょっと見落としてしまいそうなくらい、こじんまりとした雰囲気です。
ですが、現地に立つと、土塁や堀跡の名残があり、「ああ、ここに館があったんだな」と時代の息吹を感じられます。
近くには案内板も設置されていて、簡単な解説もありました。市内にこうした歴史スポットが残されているのは、嬉しいですね。
歴史は足元にも眠っている
観光地として有名ではないけれど、こうした地域の史跡にこそ、その土地の歴史や人々の暮らしが詰まっているように思います。
普段何気なく通る道のすぐそばに、数百年前の武士たちが暮らしていたかもしれない――そう考えると、ちょっとワクワクしますね。
ひたちなか市の「武田氏館跡」は、地元の歴史に触れるにはぴったりの場所でした。
ちょっとした散歩が、タイムスリップ体験に変わるかもしれません。