常に「本当の自分」でいること。
そして「本当の自分」であることに
オープンになりましょう。
(シェリル・サンドバーグ フェイスブック最高執行責任者)
SNSのフェイスブック最高執行責任者であるシェリル・サンドバーグは、
世界銀行のリサーチアシスタント、米マッキンゼー・アンド・カンパニー、米財務省で働いたのちに
フェイスブックに入社する輝かしいキャリアを持っています。
しかし、2児の母である素顔は親しみやすい雰囲気。
それは、会社やプロジェクトをより良い形に持っていくためには、
積極的で率直な意見をリーダーに言いやすい環境を作ることだと知っているからです。
リーダーであるシェリルが恐れていたのは、上下関係にとらわれ意見を言えなくなる環境になること。
そこでシェリルはチームの皆に、自分のすべてを見せ、
また自分の欠点を自覚しオープンにします。
例えば、解決していない問題に直面すると、不安になったり、イライラすることが多いシェリルは、
そこを欠点として自覚し、オープンにすることで、誰もがその欠点について指摘しやすい
環境を作りました。常に厳格なリーダーであり続けるだけでなく、
たとえば欠点のような「隙」を見せることがより良い職場環境を生みだせるのかもしれません。