塗料はどうやってつくられる

料は樹脂、硬化剤、顔料、添加剤、溶剤を混ぜ合わせつくられます。
それら成分ひとつひとつに役割があります。

樹脂は・・・塗膜の性能を左右する主成分で、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂といった成分です。
硬化剤は・・・樹脂と反応して塗膜を強靭にする成分です。
顔料は・・・着色、さび止め、強度向上などに用いる成分です。
添加剤は・・・塗料の安定性、塗装作業性、塗膜性能向上のために添加する成分です。
溶剤は・・・樹脂、硬化剤を溶かし、均一な膜にする成分です。塗装時に蒸発し塗膜成分にはなりません。

色をつける目的の着色顔料を含むものをエナメル塗料と呼び、
含まないものをクリヤー塗料と言います。

外壁用塗料で重要な成分は、樹脂と硬化剤です。
外壁用塗料には水性塗料、油性塗料、溶剤型塗料がありますが、
どちらにしても樹脂は性能を左右しますので、塗料選びをするときは樹脂の成分をみましょう。